やまなし
小さな谷川の底をうつした二枚の青い幻灯です。
一、五月
二ひきのかにの子どもらが青じろい水の底で話していました。
「クラムボンはわらったよ。」
「クラムボンはかぷかぷわらったよ。」
「クラムボンははねてわらったよ。」
「クラムボンはかぷかぷわらったよ。」
上のほうや横のほうは、青くくらくはがねのように見えます。
そのなめらかな天井を、つぶつぶ暗いあわがながれていきます。
「クラムボンはわらっていたよ。」
「クラムボンはかぷかぷわらったよ。」
「それならなぜクラムボンはわらったの。」
「知らない。」
”あ~、なつかしい”
と思われた方、たくさんいらっしゃたのでは?
小学校のときの教科書に載っていました、
宮沢賢治の「やまなし」です。
このお話、当時、私はよくわからなかったんですが、
この「クラムボンはわらったよ。」というのは頭にこびりついていました。
そして、今回大人(?)になって、初めて読んでみたら!
すごくきれいな、詩のようなお話なんですね。
やっと良さがわかった。
何度も読んでしまいました。
この宮沢賢治という方、38歳という若さで亡くなっていて、
生きているときは、認められてなかったそうです。
そして、亡くなったあとに、たくさんの作品が見つかって、
それが発表されることで、その素晴らしさが、
日本中に広まっていったようです。
私は、こんな有名な方が、そんなふうだったとは、
思いもしなくて、びっくりしてしまいました。
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心をこめて感謝の気持ちを伝えましょう♪
ひのき村では『母の日ギフト特集』を行っています。... [続きを読む]
受信: 2008年5月 9日 (金) 13時37分

コメント
”あ~、なつかしい”と思いました!私も。
そう、子供の頃の国語の教科書で出会いました。
このお話と『 あめゆじゅ とてちて けんじゃ 』の永訣の朝。
これが宮沢賢治の作品だったと意識するずっと前に出会い
不思議に心の中に消えずにありました
なつかし~ぃ。。。
思い出させてくれてアリガトです(*^^)v
投稿 シバ母 | 2008年5月 9日 (金) 14時08分
わあ。かわいい。(o^∇^o)
色合いも、とてもきれいですね。
教科書の挿絵に使ったら、素敵だろうなぁ。
クラムボン!!そう言えば聞き覚えがあります。
どんなお話だったかはまったく覚えてないですが
「クラムボンはわらったよ」
っていうフレーズは印象的ですよね。^^
宮沢賢治さんのお話、勉強になりました。
生きているうちには認められなかった、
才能ある人物って、結構たくさんいますよね。
勿体無いなあ・・・
投稿 Kaorin* | 2008年5月 9日 (金) 21時04分
シバ母さん
こんにちわ!
懐かしいですよね。
友達といるときに、クラムボンの話がでたんですよ。このフレーズは覚えてるけど、どんな話だったっけ?って。
それで今回読んでみたわけです。
とてちて、っていうのは、聞いたことあるような、ないような。
国語の教科書って、いいお話いっぱい載ってたんですよね。
投稿 mina | 2008年5月11日 (日) 11時11分
kaorinさん
こんにちわ!
クラムボンはわらったよ、が、このあとのほうで、クラムボンは殺されたよ、になるんですよ。それが子供心に不気味で。
印象てきですよね、このフレーズ。
生きているうちに認められてたら、作品になにかしら影響はあったのかしら。ゴッホとか、山田かまちさんなんか、有名ですよね。今、これだけみんなに読まれてることがもしわかったら、どういうふうに思うんでしょうね〜。
投稿 mina | 2008年5月11日 (日) 11時20分